長寿遺伝子、その名は「サーチュイン」

「サーチュイン遺伝子」をご存じでしょうか?これは「抗老化遺伝子」と言われ、だれもが持っている遺伝子ですが、いつもはなりを潜めています。それを活性化させる方法が3つあります。寒さを味わう。食事の摂取カロリーを70%に抑える。レスベラトールを摂取する。の3つです。この3つの中の1つを実行すればいいというわけです。寒さを味わうというのは、極寒の中での修行者が良く行う行動です。滝に打たれる、寒中水泳、上半身裸での寒稽古など。

 カロリー制限は、修行僧や、ヨガの行者が良く行う断食も含まれます。いわゆる、飢えを味わえばよいということです。今では断食ではなくファスティングと言って、健康法としても確立されていますね。この二つは、生命の危機を体が感じられた時に、生命維持の体の仕組みが働き、生命力が強くなるといわれている現象です。

 その時に働くのが「サーチュイン遺伝子」と言うことになります。

レスベラトールは赤ワインポリフェノールの一つで、微量に含まれているそうです。このレスベラトールを赤ワインで摂るには、大量うに赤ワインを飲まねばならず、健康を害してしまいます

。現実的でないということになります。葡萄の皮とかにも含まれるというが、大量に食べねばならず、これも非現実的だなのです。

 そこで私が行っているのは、寒さを味わうこと。毎日朝、瞑想を行っていますが、窓を開けて風が通るようにして行っています。約1時間。かなり寒いです。家の中で息が白く見えることも有ります。瞑想の呼吸は腹式呼吸ですから、比較的耐えられます。手と足先は冷えるのですがそこは我慢。これが終わると上半身裸になり、ヨーガを5分ほど行う。服を脱いだ瞬間は、ピリピリとした乾燥した空気が感じられるが、呼吸を整えてムドラーを行うとさほど寒くは感じられません

。寒さを味わうにはちょうどいいと思っています。

 理屈では、これでサーチュイン遺伝子が働くはずですが、実際はどうなのでしょうか。現在このサーチュイン遺伝子は研究されていますが、人の体においては多くのエビデンスがある訳ではありません。実際に長期に渡って追跡調査をしなくてはいけないので、確かめることが難しいのです。短命の生物(ショウジョウバエなど)で確かめられています。

サーチュイン遺伝子は長命になるだけでなく、認知症の改善にも役立つと言われています。 

 私においては、我が家系の男性は73歳前後で亡くなっているので私の寿命もそのくらいだと思っています。あと15年ほどの余命です。アンチエイジングトレーニングで生命力を上げようとしているのもそのためです。

 サーチュイン遺伝子が働いたら、85歳くらいまでは生きていけるのじゃないかなと思っているのだがどうでしょうか。

 

 現在も、寒さを味わているが風邪はひいていません。健康状態は今のところ良好です。