腸が元気で脳もいい

最近「腸」の健康が静かなブームになっています。腸内細菌によって健康になるというものです。腸に免疫細胞が集まってきて腸内の善玉菌を増やすと免疫力が活性化されると言う理屈です。そのため乳酸菌を腸で働かせるためにヨーグルトを食べ、腸で乳酸菌を働かせるのです。加えてヨーグルトが花粉症にいいというわけで、スーパーには何種類ものヨーグルトが並んでいます。

つい最近では、腸内の細菌を善玉菌優勢にすると、アルツハイマー病予防になるという事も分かってきました。逆に腸内に悪玉菌は多くなるとその毒が脳に達しグリンパテックシステムという脳の掃除機能を弱めることが解ってきたのです。

 

グリンパテックシステムは、脳のグリア細胞が膨れて小さくなったり大きくなったりすることでリンパを流し不用品のごみを掃除するシステムだという事です。この働きを弱めるのが腸の悪玉菌なのだそうです。アルツハイマー病は、アミロイドβというたんぱく質がたまることで起こるとされますが、このアミロイドβを排出するのもグリンパテックシステムです。

 

 腸は発生的には脳ができる前にできていて、腸の一部が脳や神経に変化したと考えられています。ですから、腸は脳に関係ないどころか密接に関係しているともいえるのです。腸に元気が無くなると脳にも影響を与え上手く働かなくなるのです。脳の信号を腸は感じて調もよく働くと言う事も有るのです。腸はこのように脳に支配されているだけでなく除法を伝達するある程度独立性を持った器官になっています。これを腸脳相関といいます。

 

腸の健康は、免疫だけでなく脳の健康にも約立つ、認知症予防にもなるのです。

 

 

「アンチエイジングトレーニング」は、若さを保つためのトレーニング。これを続ける事で心身ともに3割若くなることを目指します。それは、<span style="color:#0000FF;">生活習慣病の予防</span>でもあるのです。<span style="color:#FF0000;"><span style="font-size:large;">運動、栄養、休養</span></span>が大切です。日々の努力があなたの若さを保ちます。

 

腸の健康にはおまけが有ります。それは認知症予防です。